ヒプノセラピーについて

催眠の歴史

催眠は英語でヒプノーシス(hypnosis)と言い、ギリシャ語のHypnos(眠る)という意味から由来しています。
古代エジプトにあった《眠りの寺院》では、僧侶が信者を眠りに誘導し病気を治癒する暗示を行っており、その僧侶がもちいた手順は、私達が現在『催眠誘導』として使っているものととても似ていたようです。

その時代の催眠術は、施術者である僧侶たちが催眠の科学的な説明を行わずに神による軌跡の力と説いて、魔術の一部と考えられていました。

この手法は紀元前4世紀のギリシャへ伝わり、やがて催眠術による治療はヨーロッパに伝わり、
医学の発達していなかった当時、爆発的なブームとなった時もありました。

日本では明治の中ごろに興行師によって持ち込まれ催眠術が大ブームとなった時がありましたが、
心無い人の悪用等により、一時法律で催眠術が禁止されたこともありました。
終戦後アメリカで催眠による治療効果が認められると、日本においても再度催眠術が認められ、
戦前の法律も解除されました。

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